廬秋田外交学会会長と面会 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

廬秋田外交学会会長と面会

上海を朝、出発。まず、廬秋田外交学会会長と面会。
昨年末東京で会って以来。受け入れ先として97年、00年、01年以来4回目にあたる。
拉致事件に関する衆議院拉致特別委員会の北朝鮮への経済制裁検討決議などを松原議員から説明。

続いて共産主義青年団の周強第一書記と面会。
私からは、尖閣、原潜、沖の鳥島を取り上げ、領土領海を守るうえからの憂慮を伝える。
答えは、両国の見解の相違、専門家で議論しように、は肩透かしか?

唐家セン国務委員とは釣魚台で会談。同委員は、
1、尖閣は棚上げし、共同再発を
2、日中間は主席、首相と相次いで会談を開催すべき など。
とりわけ、尖閣諸島問題を次の世代が解決するとした鄧小平さんの知恵を強調、
また、靖国参拝では中国の国民の感情、という言葉が登場。
後述するように、日本の世論と中国の世論、今回の訪中で考えさせられたテーマだ。
そして、
3、台湾問題
など。

意見交換に入り、私をはじめ団員から、重慶サッカー大会、尖閣、原潜、沖の鳥島、拉致事件を提起。
原潜については、技術的ミステーク、との答え。
また、拉致事件について国民の7割が経済制裁止むなしとした世論調査を伝える。
それに対して、辛抱強く、粘り強く交渉すべきとの答え。
そのほか、ODAについても意見交換。大使館で記者会見。
明日は、温家宝首相と面会して帰国の途へ!