ミャンマーの民主化を支援する議員連盟総会に | たけまさ公一「今日のたけまさ」

ミャンマーの民主化を支援する議員連盟総会に

先週に続き、アメリカンセンターの勉強会に出席。
「ブロードバンド時代ーデジタル技術とメデイアの融合」というテーマで、マーク・A・フィシェッテイさん(サイエンテイフィック・アメリカン誌寄稿編集者)と、ロバート・W・セントジョン(リゴス・テクノロジー社技術マーケテイング部長)の2人。

アメリカの地上波放送のデジタル化が進んでいない理由として、デジタル化の投資を放送事業者に義務付けている一方、ケーブルテレビ事業者には義務付けていないことを挙げた。
また、コンテンツ(放送の内容の製作)・配信・プラットフォームの3分野を抑えた会社が覇権を握ると指摘し、その可能性がある会社としてAOLタイムワーナーやソニーの名前を挙げた。
日経サイエンス2001年2月号にも、セントジョンさんの記事が出ている。

民主党総務委員会メンバーの会議では、私から、都議選の結果も踏まえ、民主党都市政策の充実、都市住民へのメッセージの練り直しを求めた。

昼には、ミャンマーの民主化を支援する議員連盟総会に。鳩山代表、土井党首、羽田特別代表、林元蔵相など。
アウンサンスーチー女史も56歳になる。
日本からバルーチャン水力発電所の補修費用として30億円から35億円の無償資金協力を行う方針について、欧米から批判の声が。話題もそこに集中。
私からは、中国からミャンマーへの援助はいくらかを確認、外務省はわからないとの返答。
ODA(政府開発援助)のあり方に新ためて問題意識を深めたい。

22日航空事故調査委員会から、国土交通大臣に1月31日発生の「日航機ニアミス事故」の建議が行われ発表された。
建議とは目下のものが目上の者に申し上げるという意味があるとの事。
この言葉からも、同委員会が国家行政組織法の8条機関では不十分で、3月の委員会審議で求めたように3条機関にすべきことが言える。
同建議によると、管制官のミスや、あるいはヒューマンエラーの指摘が見られない。
最終報告までは時間がかかるとの事であるがこの点は問題と考える。

4月から航空事故や鉄道事故が頻発している。
医療事故でも指摘されているこの「ヒューマンエラー」の研究が欧米に比べ日本が遅れているという指摘を真摯に受け止めたい。