BSE問題の現状について | たけまさ公一「今日のたけまさ」

BSE問題の現状について

七夕。
党外務・農水合同部門会議は、BSE問題の現状について。

関係4省庁(内閣府、外務・厚労・農水省)からのヒアリング。内閣府からは食品安全委員会プリオン専門調査会が厚労・農水から諮問を受け、米国産牛肉輸入再開に向け協議中とのこと。昨年疑陽性だったものを日本でも行っているウエスタン・ブロッティング法を用いたところ米国で2頭目のBSE牛が見つかったこと。
1頭目はカナダ産に対して、今度は米国産ということ。ただし、12才の繁殖牛というが、年齢を特定できるのかどうかは定かでない。

議員からは、そもそも昨年10月21日から23日までの日米局長級会合で「輸入再開に向けての認識の共有」がボタンのかけ違いで、米側には「輸入再開する」という誤ったメッセージを与えているのではないかとの指摘が続く。外務省は「言っていない」との一点張り。

続いて、衆議院農水委員会訪米団報告を山岡委員長、山田衆議院議員から聞く。

1.なぜ、米国民も食べているのに日本国民は食べないのか
2.各種科学的資料は提供済み
3.肉骨粉は飼料に使っていない
4.放牧しているのにどうやって年齢を特定できるかはまだ決まっていない 

など主張が報告される。

1.は居丈高な米国
2.は提供されていない
3.大豆の値段が上がれば使うのではないか
4.はいい加減 

などが議員の意見や感想。再来週には、民主党調査団が訪米するのでまた報告を受けることになる。

午後、岡田代表のぶら下がり会見は笹に短冊をあしらった演出。代表は、「平和」「幸福」を2枚を笹に取り付ける。
テレビでは、盧溝橋事件が起きてから60年のこの日、抗日記念館のリニューアルオープンが報道される。日本側の歴史検証は欠かせない。