総務委員会 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

総務委員会

沖縄から戻り早1週間がたった。
民主党の調査団の報告書もNC(次ぎの内閣)で承認され、官房長官と沖縄北方担当大臣宛て申し入れも書面を持って行った。
首相官邸も新しい立派な「新官邸」がほとんど竣工間際なので、現官邸はこの後内部を改装して(ゴキブリやねずみや蛇が一杯いるというのは有名な話)公邸にするとのことから、現状を見るのもこれが見納めかなという感慨があった。

官邸脇には三階建ての官邸記者クラブがあり、その三階には内閣官房におかれている「危機管理センター」がある。
杉田危機管理官のもと24時間体制が敷かれているが、昨年末の「不審船事件」のときの対応も防衛庁から内閣官房への連絡が不審船かどうかの確認をし終えるのに9時間かかり、いたずらに中国の排他的経済水域に入ってしまうことになってしまった。
いまだ日本の「危機管理体制」は十分ではない。

18時30分から総務委員会が開かれ「地方税法・地方交付税法改正案」の採決後、午後9時40分から本会議で平成14年度予算が可決され、参議院に送付された。野党4党の予算組換え動議は否決。
「国債枠30兆円にこだわった粉飾予算」「ODA予算など鈴木宗男代議士疑惑が解明されないままの予算」「医療費3割負担は本末転倒」などの反対討論には与党席からも「その通り」の声が聞こえた。