「えひめ丸衝突事故」査問会議報告書 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

「えひめ丸衝突事故」査問会議報告書

「えひめ丸衝突事故」査問会議報告書提出を受けて(談話)が民主党外交・安全保障伊藤英成NC大臣から発表。

「米国主要メデイアによると、刑事責任を問う軍法会議は開かれず、謹慎、減給、名誉除隊などの処分の可能性が大きい」ことに「あまりにも軽い処分に愕然とする思い」。

米海軍の対応は予想されていたが、真相解明、刑事処分への期待もあっただけに、被害者の家族、関係者の方々の心痛は想像に難くない。
事故発生後の官邸の第1指令が「越権と知りながら」伊吹危機管理担当大臣の「米政府に外務省・防衛庁より人命救助の要請」にとどまった事、「原因究明」の 4文字が入らなかった事が、現地対策本部に旗国主義(他国領海でも自国の船の海難には調査権が及ぶこと)にもかかわらず海上保安庁、海難審判庁が出向か ず、3月28日の国土交通委員会の「航空事故調査委員会設置法改正案」の審査時点では、両庁とも未調査につながる。

昨年の中国調査船問題、李登輝前総統訪日問題そしてえひめ丸事故と、外務省が諸外国に対して外交関係をおもんばかり、言うべき事を言わない態度が散見される。
これは、内閣が各省の大臣の寄せ集めであり首相のリーダーシップが発揮できない点。
憲法65条「行政権は内閣に属する」という内閣をチェックする仕組みとして米独立行政委員会の仕組みが現憲法下可能かどうかなど、さらに検証を。

今日は園遊会。赤坂御苑に。皇太子殿下には「おめでとうございます」とお声をかける。
年末の無事のご出産をお祈りした次第。
若葉、青葉が目にまぶしい、忙中閑あり。