予算委員会集中審議 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

予算委員会集中審議

衆議院予算委員会集中審議。
午前中は、田中真紀子議員が1時間10分、鈴木宗男議員が1時間50分。

午後は、首相も出席。
民主党からは、田中議員に野田佳彦議員が聞く。
2階席のカメラがすごい。
田中議員が笑ったり、しかめっ面をしたり表情を崩すたびにフラッシュがたかれる。

「事務次官人事については加藤審議官が意中であったが、
官邸の圧力で野上審議官が事務次官になったこと」を認めた。
「更迭か自ら辞めたか」の問いには「更迭である」と。
「官邸に外務大臣がいること」これについて、福田官房長官と飯島秘書官であることは言明を避けた。

鈴木議員には原口議員が聞く。
田中議員に比べると傍聴の議員は少ない。
鈴木議員の外遊に同行していた佐藤分析官については「赤坂のマンション」の質問への答弁に曖昧さを感じた。

また、モスクワ大学の訪日スケジュールが配られ、来日翌日の朝一番に「鈴木議員表敬」の文字が。
午後の長妻議員は首相、外相、官房長官に田中議員更迭の理由を問う質問趣意書への「木で鼻をくくったような(長妻曰く)答弁書の再調査」を求めたが、
外相もNGOへの謝罪を行わず、しかし、NGO排除問題の責任は田中前外相にあるとの答弁。
予算委員会の傍聴席では、左隣に土井党首、右隣に一人置いて鳩山代表。

「小泉首相、もう一度初心に返ってくれ」という思いを込めて大いに掛け声をかけた予算委員会であったが、
結局は、NGO排除問題は「野上前外務審議官、ジャパン・プラットフォーム大西代表、
外務省の佐藤計画官の証人か参考人」問題をクリアしなければならないとの印象を持った。