小泉改革は族議員との談合に過ぎない | たけまさ公一「今日のたけまさ」

小泉改革は族議員との談合に過ぎない

日経平均株価は、9686円6銭で今週は引けた。
一時、バブル崩壊後最安値9420円85銭をつけた後、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議への期待、
そして、金融庁が「空売り規制の見直し」打ち出しで続伸したが、依然、2月危機、3月危機は消えていない。

投資に関しての本を多数出している友人の話では、「所詮PKO(株価維持)は小手先、株価反発なら1000円ぐらい上がっていくものだ」とのこと。
心配なのは「国債暴落」だ。「10年国債利回り」は昨年12月まで「1,35%」をはさみ推移していたのが、今年1月、2月と上昇し「1,503%」になっていること。

「小泉改革」は医療費3割負担で一見「首相対厚生族」と戦っているように見えるが、「道路公団改革、第2次補正予算、田中前外相更迭」と続いてきた「族議員(抵抗勢力)との談合(妥協)」の第4弾に過ぎない。
医療問題WTである民主党議員が言った「茶番劇」に過ぎない。
「不良債権の処理を含む構造改革」に手をつけない「小泉改革」には株式市場の売買の半分を占める外国人機関投資家からの「売り」につながってしまう。
私は、構造改革と「発想の大転換を伴う経済政策」をセットで取り組まなくてはならない。
連休明けの予算委員会では、民主党も「経済政策」を具体的に提案していく。

午後からは、大宮氷川神社脇の「氷川の杜文化館」の「お茶会」に出席。
テーマは「雪」。主客を務めた大前さんに誘われてのもの。
大前さんは、「茶杓(ちゃしゃく)」を作る講義をするほど。
その知識には舌を巻いた。
「忙中閑」。