所信表明演説が始まる | たけまさ公一「今日のたけまさ」

所信表明演説が始まる

朝の駅頭。「今日の所信表明演説が、抵抗勢力である族議員との妥協を繰り返してき た(道路公団改革、第2次補正予算、田中前外相更迭)首相が、初心・原点に立ち返 る最後のチャンスである」と訴え、国会に向かう。

本会議場に入ると、自民党側、私 から見て左後ろの平沢勝栄議員の左後ろに田中真紀子議員が座り、自民党議員から盛 んに声をかけられている。
カメラも盛んにフラッシュをたいている。

首相による平成 14年度予算案に対する所信表明演説が始まる。田中真紀子議員は微動だにせず聞いて いる。
野党席からの野次がすさまじい。昨年5月7日の就任演説とは隔世の感である。
私からも、大いに声をかける。ある面、「族議員(抵抗勢力)に妥協しないで構造改 革をやりぬいてほしい」という激励の意味をこめてのものである。
川口新外相、塩川 財務大臣、竹中経済担当大臣の演説が続く。

おかしかったのは、川口外相の演説が余 りに盛り上がらないので、自民党議員が場内を回り「拍手」を求めていたことだ。
近 くの自民党議員からは「みっともない。言われなくても拍手ぐらいする」との声が聞 かれた。

夕方、地元の新年会を済ませて議員会館に戻り、明日の党内閣部門会議で報 告をお願いする党沖縄県連代表島尻さんと打ち合わせ。
中村哲司衆議院議員、岩本司 参議院議員も同席。
島尻さん、既に衆議院議員選挙3度挑戦。今、県連のまとめ役と して地方議員を一人でも増やそうと努力をしている。
4人のお子さんがいる、私より2 つ年上の熱血漢。
今年は、先の名護市長選挙を皮切りに年末の知事選挙まで「選挙の 年」。沖縄振興特別措置法もまもなく国会に提出される。
民主党として、「いち沖縄 県のこと」ではなく「国政全般に関わること」として取り組みたいと島尻さんの話を 聞いてあらためて認識した。