予算委員会で応援に | たけまさ公一「今日のたけまさ」

予算委員会で応援に

社会資本部門会議、文部科学部門会議と相次いで参議院選挙政策の議論を行う合間に政府IT戦略本部による「個人情報保護大綱」に付いての勉強会。

社会資本部門会議では、「公共事業は、失業対策、地方経済振興と最近脚光をあび始めた都市基盤整備の3つに分けて考える事」「官製談合をなくす」ことを私からは強調。

文部科学部門会議では、民主党の30人学級の法案説明に対して、私立高校校長の話として、「公立の定数削減を私立も県の指導で受ける事。
すなわち、県から私立への補助金は生徒数でなくクラス数で行われるから」を取り上げ、私立高校も30人学級にしたときの私学補助金の総額も議論の対象に加えるべき事を求めた。

個人情報保護に付いてはEUが個人の確たる承認を得られない限り個人情報を利用する事ができないのに比べ、IT戦略本部は「公表」でよしとするもの。通常国会で取り上げる事になる。

予算委員会では、菅幹事長が外務省機密費を指摘しているところに応援に行く。応援とは、朝から夕方までの予算委員会。党の予算委員がトイレや電話などの用 足しに席を立ったときに、その席に座る事や、壁際の席に座り、議論のやり取りを聴き、エール(野次ともいう)を送る事。
政府与党の答弁は担当大臣。質問者との関係は1対18。加えて、政府委員と称する官僚が次々にメモを渡しにくる。
限られた時間で問題点を明らかにするには野党にとって総力を結集する必要があり、その知恵がこの「応援」でもある。

KSD事件の追求が終わったところで委員室を離れた。明日も予算委員会だ