若田光一さん歓迎パレード | たけまさ公一「今日のたけまさ」

若田光一さん歓迎パレード

宇宙飛行士若田光一さんが、埼玉県庁への表敬、そして大宮市での歓迎パレードに移る前に母校浦和高校に立ち寄り高校生や地元北浦和小学校5・6年生の生徒たちに講演を行う。
私にとっても4年前初めて宇宙に行って帰国報告に母校を訪れたときに同席して以来になる。

今回は国際宇宙ステーション(ISS)計画におけるロボットアーム作業。 やがては、ISSに長期滞在をするようになりたいとのこと。

その後、大宮ソニックシテイのあたりを通ると小旗を持った人の群れに遭遇。新聞社の小旗や日の丸。中学生らしきか一人で10本近く持っているものもいる。パレードの帰りだろう。
子供のころ、21世紀はバラ色の世界といわれ育った世代として、現状は暗い話題ばかり。そんな中、唯一とも言える人類の夢をかなえている分野がこの宇宙開発である。

小渕前首相が「ミレニアム・プロジェクト」を打ち上げた思いには、きっと日本の閉塞状況から国民の目を未来に転じてほしいという気持ちがあったに違いない。
思い半ばで急逝されたが、プロジェクトは続いている。要は、国の仕組みを「夢がかなう」様に作り変えなければ、プロジェクトにも魂は入らないし、閉塞状況の打破にいたらないと考える。

若田さんの来県を機に、私も新年会の挨拶では、前向き思考と本当のことを語ることで展望を切り開くものしたいと改めて思う。
若田さんの更なるチャレンジの前途を祝したい。