内閣不信任案審議 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

内閣不信任案審議

午前7時北浦和駅(東口)街頭演説。
「本日、夜9時より内閣不信任案審議の衆院本会議が開かれます。昨夜の、栃木県知事選挙の影響もあり、緊迫した状況です」
マイクを持ちしゃべりながらのビラ配り。土橋君、斉木君も一生懸命ビラを配る。
雨で傘を持っているため、皆さんビラを取りにくいところだが、第3号ビラ「第150国会報告(上)」を次々に受け取ってくれる。
「ガンバレよ!」「期待しているぞ!」の声に励まされる。  

午前10時よりの「禁足」に従い、第2議員会館に入る。同僚議員と昼食をとりながら意見交換。話題は不信任案決議。
「可決され、解散総選挙も!」と興奮状況も漂う一方、日曜日のサンデープロジェクトで加藤紘一さんが田原総一郎さんの誘導質問に引っかかったこと等。
夕方4時30分代議士会、「一糸乱れず可決を!」と檄が飛ぶ。

夕食を同僚議員ととり、夜8時代議士会。午後9時からの本会議前に議員食堂で同僚議員とコーヒーを飲んでいると、「ニュース速報~加藤・山崎派本会議欠席」のテロップに一同落胆!「やっぱりそうか」と。

本会議開始、雛壇の森首相はじめ与党幹部はニコニコ。本会議場に加藤派のメンバーも一部出席してくる。
無所属「21世紀クラブ」のメンバーも出席し、自民党議員と握手などしている。
鳩山党首の不信任案趣旨説明、それに対し反対・賛成の順で7会派が次々に出てくる。
ハプニングは保守党松波議員の反対討論の時に起きた。

冒頭から挑戦的・威圧的な松波議員が民主党議員席に向けて水をかけるという前代未聞の出来事から大騒ぎに。
しかも、議長がそのまま討論を続行させたことが問題を大きくし、やっと30分程の抗議後、10分間の休憩を経て松波議員は退場になる。
しかし、一連の議長の対応に対し、議長不信任案を提出、この取り扱いをめぐり、休憩、再会は午前2時40分に、まず、議長不信任案を採決し、否決。
その後、内閣不信任案の審議に移り、記名投票の結果、賛成190、反対237で否決。
長い一日であった。

しかし、民主党も敵失では政権はとれない。政権政党への力強い、したたかな具体策が求められる。
自分自身もそれを心がけてやっていきたい。