■米軍再編に係る政府の説明責任について質す 衆議院外務委員会 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

■米軍再編に係る政府の説明責任について質す 衆議院外務委員会

天皇皇后両陛下ご成婚50年。グアム移転協定は3日目の審議。開会前の理事会で、グアム移転協定提出にいたる時系列資料を求める。午前中の委員会でも、民 主党委員から利子について、米議会条約承認基準を求める。午前終了後の理事会では、時系列資料が出される。9月初旬に国会承認条約とする必要があると判断 したとの事。

午後からは、総理出席の質疑。
私からは、
 1、総理としていつグアム移転協定を知ったか
 2、米軍再編に係る政府の説明責任について
 3、オバマ・バイデン・アジェンダで海兵隊27000人増員がうたわれていると、沖縄の減った海兵隊定員がまた増えるのではないか
を質す。

 1、いつかわからない  3、それはない

その後、外務大臣ほかに対して、
 1、(株)日本政策金融公庫によるグアム家族住宅事業主体SPEへの出資が50年と長期にわたる理由
 2、在沖海兵隊グアム移転支援整備事業基本構想策定業務報告書が一部開示できない理由
 3、第8条は片務的ではないか
 4、第4条「日本国が提供した資金」には出資融資分も含まれているか
 5、家族住宅1戸あたり40・50・60・70万ドルというのは、それぞれ高額すぎないか
に対して、

 1、50年償還と決まっていないがリスクあり、2014年までの建設も厳しい
 2、米国政府から開示不可といわれているから
 3、グアム基地が閉鎖や縮小されるときに日米で協議するというもの
 4、60億900万ドルではなく真水部分28億ドルのみ
 5、米兵の住宅事情とグアムの物価高

夕方審議終局。私から反対討論を行い、反対に。結果可決。参議院に送付される。