与党の強行採決 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

与党の強行採決

党外務防衛部門会議は、ガザ情勢についてのヒアリングを行う。安保理決議は日本も非常任理事国として関わる。ジュネーブの国連人権理事会では、日本も欧州同様決議採決は棄権。中曽根外相とモッタキイラン外相との電話会談も報告される。

衆議院予算委員会は委員長職権で委員会が開かれ討論採決まで決められてしまう。ただし、討論の有無、賛否の有無を理事会で聞いていないとの瑕疵が分かる。 おまけに自民党国対村田筆頭副委員長が予算委員会の懲罰対象を探すため写真撮影をしていることが発覚。野党提案の2兆円の給付金を切り分ける対案は否決、 与党の賛成多数で可決。

午後は、予算関連法案の審議採決が財務金融委員会、総務委員会、国土交通委員会で相次いで行われ、審議打ち切り強行採決で与党の賛成多数で可決される。

衆議院本会議での補正予算3案について討論を行い民主党は議事運営に抗議して退席。「なぜ経済効果の乏しい給付金にこだわるのか」「切り分けて提出すれば民主党は政府案に賛成するのになぜ応じないのか」「結果、迷惑をこうむるのか国民である」という民主党の主張。
遺憾ながら与党の賛成多数で可決し参議院に送付される。