年金対応に問題あり! | たけまさ公一「今日のたけまさ」

年金対応に問題あり!

 党総務厚生労働合同部門会議は年金記録問題検証委員会、年金記録確認第三者委員会、年金業務・社保庁監視等委員会についてヒアリング。7月10日付け申 し入れに対する第三者委員会委員長名の回答が届く。半歩前進は、「第3回委員会配布資料(国民年金の資格取得・資格喪失)公開」「部会の議事要旨公表、議 事次第公表」くらいか。

 ヒアリングでは、
1、7月13日付斡旋案の対象になったのは比較的資料が整ったものを優先
2、昨日社会保険庁で地方第三者委員会に転送するために受理した件数は
  382件だが、総数で何件の問い合わせがあったか、受理せずに帰った
  か等はわからない
3、社会保険庁で記録がないと門前払いを受けた20635人には第三者委
  員会の受付が始まったことを知らせる通知も出していない
4、昨日斡旋案を総務大臣が社会保険庁長官に渡した際、長官は速やかに
  対応するといったので今週中に記録訂正に応じる
5、その際、社会保険審査会は開かず長官の職権で訂正する
6、社会保険審査会が議員の傍聴ができ、第三者委員会が傍聴できない
  理由は前者が裁定判断を行う処分機関であり、後者は調査審議機関で
  あるから
7、年金業務・社保庁監視等委員会は7月20日の第1回委員会で委員長を
  互選し公開非公開などの運営規則も決める
など。

 長妻議員からは公開と、検証委員会で「等」とくくられている「本人が知らない潜在的な記録が消えている人」をはっきり明示すべきと求める。山井議員から は自民党のHPで茂木衆議院議員が1年以内に統合完了とビデオで言っていることは公選法違反ではないかと総務省の見解を求める。私からは、昨日の社会保険 庁の相談訪問件数が先週までのものと比較をしたいとそれぞれの総件数の提示を求める。

 いよいよ、選挙対策目当てのドタバタの対応が浮き彫りになる。しっかりしてほしい「総務省」その見識が問われている。同じく、政府与党も!