外務委員会理事懇談会 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

外務委員会理事懇談会

昨日の慶応大学OBゴルフコンペから一夜明け、筋肉痛を感じながら党外務防衛部門会議に向かう。協議事項は、(1)レバノン停戦国連安保理決議(2)英国航空機テロ未遂事件(3)海上自衛隊機密漏えい事件(4)北方4島周辺海域日本漁船拿捕銃撃事件についてヒアリング。

(1)については、日本政府の対応は検討中とのこと。(3)は、身内の捜査ゆえ甘いという印象。(4)は、外務省・水産庁・海上保安庁からヒアリング。特に根室選出の仲野衆議院議員から地元の憤りとマスコミ報道がロシア政府一辺倒であるという指摘が行われる。また山中政務官が現地で申し入れた相手が国境警備局次長と 南クリル地方長であることが判明。引き続きフリーディスカッション。前回のディスカッションのメモを配布した上でイラン情勢、米軍再編など事態の変化を確認。

午後、外務委員会理事懇談会を開催。山中政務官から現地での状況やりとりをつぶさに報告を受ける。その後、質疑。党外務防衛部門会議同様、三省庁が出席。ただし、外務省からの出席者はモスクワでの副大臣の交渉に同席していたわけではない。あらためて私から閉会中の外務委員会開催を求める。

次に外務委員長から「北方4島周辺水域における日本漁船の銃撃・拿捕事件について」という抗議文をロシア政府宛に提出することが提案される。すでにガルージン臨時代理大使が呼ばれおり、常任委員長室にて臨時代理大使に抗議文が手渡され、やり取りが行われる。臨時代理大使からは報道にあるような経緯が説明される。外務委員とのやり取り。私からは「きわめて遺憾」「旗国主義にのっとり日本側の調査・捜査がすぐに行われるべき」と伝える。大使からは「申し訳ない」とペコリ。「時間稼ぎするつもりはない」との一言。

終了後記者会見。「閉会中審査は?」の質問に委員長が「筆頭間協議で」と触れたので、私からは「理事懇談会で閉会中審査を求める」ことを伝える。
散会後、与党筆頭理事に与野党筆頭間協議を申し入れる。