衆議院外務委員会

衆議院外務委員会は日本カナダ社会保障協定の質疑採決。年金保険料などの２重払い防止。日本にとっては７ヶ国目の同協定。

質疑では私から、
1.未批准のILO、人権条約数はいくつか？
2.「重要な」国際取り極めの外務委員会提出について
3.日米審議官級協議でローレス３兆円発言の協議の有無
4.同協議でのグアムへの自衛隊隊舎あるいは隊員住宅の建設の協議の有無、
について。

1.は人権が１２、ＩＬＯ関連が５５それぞれ未批准とのこと。
2.は提出するとのこと。私からは、「日米相互防衛援助協定に基づく情報の保障およびコンピューターネットワークの防衛に係わる交換公文」は「重要な」国際取り極めに当たることを指摘。
3.4は、外務防衛両審議官、次長も要を得ない答弁。極めつけは、防衛次長の「合意以外については答弁できない」との答え。これでは、国会での審議が行えない。条約は全会一致で可決。
　
衆議院厚生労働委員会では、与党が医療制度関連法案が審議を打ち切り、強行採決に及ぶ。言語道断。

民主党のがん対策基本法案の審議に応じないばかりか、高齢者は２５００億円の負担増につながる内容。自由診療をより認めることで「医療の格差」も拡大する内容。無保険者も増えることが質疑からもわかる。これを受けて明日からの審議日程が決められくなった。
　
党首討論は小沢代表に軍配。同時刻、ギリシャからの友好議員連盟訪日団と外務委員会理事との会談に出席（写真）。

訪日団からはキプロス問題、マケドニアの国名問題などが提起。私からは、昨日に続きイランの核問題について提起。