入管法改正の質疑 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

入管法改正の質疑

朝からテレビはWBC世界野球選手権での日本優勝の報道が続く。
党外務防衛部門会議はまず法務部門と合同で入管法改正の質疑。
入国外国人に指紋押捺を求めるなどの改正は米国の911テロ対策が発端。

昨年ICチップ入り旅券導入法案を外務委員会で公用分2重取りを指摘しながら可決したのもこのため。
ちなみにIC旅券は今週月曜日から交付始めた。
質疑では、外務省の担当者がこの公用分の問題点を認識せず、あわせ入管法改正に伴い将来、生体情報を諸外国とやり取りする可能性とそのための条約締結についてコメントができないのは問題外。
あわせて、生体情報の管理、入国者との照合、他国への照会など法務省からは明確な答えがないまま閉会。

続いて、外防部門に。
1.国連分担金日本提案について
2.社会保障に関する日本カナダ協定
3.防衛問題についての意見交換 を行う。

1は、常任理事国の分担金引き上げと、日本の負担軽減を狙ったもの。
ただし、日本の常任理事国入り戦略には触れられず。
2は、年金の2重払い解消で、米国、ドイツなどに続くもの。
3は主に、グアムへの移転経費日本側負担について到底9000億円などと認められないというもの。
総務部門NHK改革についての中間報告では、「NHK予算を国会審議からはずすのは問題」など発言する。

夜の大和田での国会報告会には多くの皆さんが雨の中ご来会。
ありがとうございました。