■ベネズエラからセントルシアへ

カラカスのホテルを朝出発。空港には車で向かうもメーデーと重なり行楽地に向かう渋滞に巻き込まれる。

1日250万バレルの原油を産出するベネズエラではガソリン1リットルの値段は10円もしない。車は日本車が多い。しかし、外貨規制から輸入制限があるため４WDは日本の2倍、1000万円近いため中古車の人気が高いとのこと。

空港には昨日お会いしたバレロ外務次官が見送りに来てくれたので、チャベス大統領宛の総理親書を手渡す。

本来であれば昨夜外務大臣に手渡すべきところ、昨日ボリビア大統領がベネズエラに来てチャベス大統領と一緒に西部の州に行き、そこで15の経済協力などの約束を交わしたため、関係閣僚も同行し会談が実現しなかった。

ベネズエラを出発、第２番目の訪問国はカリブ海のセントルシアへ。しかし、飛行機の便が悪いためマイアミ経由となる。夜到着。島の南の空港から車で１時間、市街地は島の北部。人口は１７万人。カリブ共同体CARICOM１４ヶ国のうちOECS東カリブ諸国機構の中心国。