犬と一緒に暮らす生活への憧れから、イオンモールやホームセンターに行く度にペットショップを見てまわっていました。
｢柴犬かわいいな～｣
｢トイプードルが飼いやすいらしいで～｣など、
勝手な妄想ばかりしていました。
そんなある時、地下鉄の吊り広告で｢ペット博覧会｣のポスターに出会いました。
｢ここにいけばいっぱい動物に触れるかも～！｣と普段の憧れ生活に対する欲求不満解消にと、出掛けたのです。
でも、そこはたくさんのペットを連れた人たちの集まりで、たくさんのグッズや有名トリマーのトークショーが繰り広げられ、大盛況ではありましたが、ペットがいるわけでもない私たちにはあまり楽しめるものではありませんでした。
｢これは場違いなところにきてしもたな～｣
｢入場料もそこそこ払ったのに…｣
と無念さをにじませながらも、なにか楽しみを探そうとするあさましさから、ウロウロしていました(笑)
そうこうしているうちに、
会場の一角に｢保護犬の里親探しのブース｣を発見！
｢里親探し？！｣
と思いつつも、ひとときふれあった愛くるしい動物の命はあたたかく、幸せな時間でもありました
そして、寄付金の募集だったのか、住所や名前を登録していると、
｢人間の手によって年間に殺処分される動物たちが何万頭もいること。そしてウチの近所に里親探しに協力しているカフェがあること｣
を教えてもらいました。
ペット観が変わった瞬間でもありました！
｢よーし、次は保護犬カフェ天神橋店にいってみよう！｣と、実はまだ覚悟もないままカフェに向かうことにしたのです。