一昨日の夜はベッド入ってからなかなか寝つく事ができなくて、とうとう明け方まで眠れずに過ごしました。
昔、入院したときに何日も眠れなかったときに、看護師さんが「眠るには体力いるからね、眠れないのはそれほど疲れてるらよ、元気になってきたら眠れるうになるからね」と言われたことを思い出していました。
昨日の午後に訃報が入りました。
僕と同じ病で闘病している仲間でした。ラガーマンで身体も大きく、「気は優しくて力持ち」そのままの男でした。
標準治療が終了してからも、決して諦めることなく頑張り続けていました。
一緒にお酒を飲みながら馬鹿話に花を咲かせたこともありました。
こんな僕を頼りにしてくれて、しょっちゅう連絡を取り合っていました。
頼りにしてくれていたのに、何にもしてあげられなかったような気持ちでいっぱいです。
律儀な彼なので、一昨日の夜はきっとお別れに来てくれていたのかもしれません。
今日は新幹線に乗って会いに行ってきました。
待ってくれているような気がして行かずにはおれませんでした。
彼は喜んでるような微笑みを浮かべながら静かに眠っていました。
つよさん、よく頑張ったね。頼りにしてくれていたのに何にも助けてあげられなくてごめんなさい。痛みや苦しみのない世界でみんなを見守ってくださいね。
奥様からお話があって、入院時に僕が送ったラグビージャージを着て旅立たれるようです。
無念であった彼の分まで頑張る事が、一番彼が喜んでくれると思います。