入院してから看護士さんに「肝臓の手術は痛いからね」と言われていたけれどいまさらどうしようもなく手術。

麻酔から覚めると覚悟していたより全然楽で楽勝かなって感じでした。

導尿カテーテルをとってほしくて先生に話すと、「歩いてトイレにいけるようになったらね」と言われたので、「歩いてみます」とベッドから降りて立ち上がると、途端に貧血が‥
どうやら背中の硬膜麻酔が良く効いているかららしい。尿道カテーテルにこだわる僕は「少し麻酔を弱めて下さい」と‥

これが大きな間違いで‥貧血は少し休んで治ったものの、ベッドから下りようとすると激痛が!トイレに向かって5mも歩けずにまたベッドに逆戻り。
その後は、頭を上げるだけでも激痛が‥
結局は3日間くらい激痛と闘いながら過ごしました。
カテーテル入れて麻酔そのままにしとけばよかったです。

肝臓は消化器ではないので、絶食はなく痛みがましになってきたあたりから食べられました。
傷口は痛かったけれど2週間弱で退院しました。

退院すると傷の痛みよりもまた心の不安の方が大変でしたが、3年生の担任もしていたのですぐに仕事に復帰しました。

先生曰く、「お腹を切ってから腹腔鏡で剥がせるところまで背中から肝臓を剥がしてから腫瘍を摘出したから比較的傷は小さくすみました」と‥

それでも、鳩尾からお臍の下までと腹筋を右脇腹にかけて20センチほど切りました。