「癌」ではなく肉腫という「がん」である事がわかり、大変な事だと思っている矢先に再発が見つかり悪性の診断、抗がん剤の開始‥と

野球と担任の生活に没頭していた自分に考えもつかない毎日が訪れました。

傷の痛みよりもふとした拍子に、なんとも言えない不安が心に広がるようになりました。周りに同じ病気の人も見当たらず「もう死ぬんかな」とかよからぬ事を考えたりする日々でした。

そんな時、NETでGIST患者と家族のS N S、GISTERS. NETに出会いました。
最初は自分の不安のことしか日記に書けず、いつも後ろ向きなことばかり書いていました。

ハンドルネームは「マケル」
これは大学時代のニックネームで、野球部でピッチャーをしていましたが、リーグ戦で負ける事が多かったので体育科の仲間からはそう呼ばれていました。

すると、あるお仲間から「そもそも病気に勝たないといけないのにマケルという後ろ向きなネームはどういうつもりなの!」とお叱りをいただきました。

これをきっかけに自分の今の気持ちを日記の中に記すと共に、顔は見えないけれど全国で同じように戦ってる仲間の存在を感じるようになりました。