3月6日,グレン手術は予定通り終了しましたビックリマーク


手術自体は,予定通り。人工心肺を使って心停止下で心房中隔欠損拡大術をして,肺動脈再絞扼術と上大静脈と肺動脈をつなぐグレン手術。


肺動脈圧が予想よりも高かったようで,肺動脈をきつめに絞ったようです。


息子には,昨日午前にICUに面会に行きました。鎮静剤の影響で,意識はもうろうとした状態でした。術前からの風邪のせいか,痰が絡むようで呼吸が苦しそう。いろいろな管に繋がれた状態で,言葉にならない状況でしたが,医学的には「落ち着いた状況」とのことで,一緒に一般病棟に戻りました。


一般病棟では昼まで一緒にいましたが,その間もたまに痰が絡んで,吸引してもらう状況でした。水分は1日600㎎までOK。昼食はスープをなめる程度に飲みました。ただ,やはり鎮静剤の影響で,目と口が力なく開いている状況。父,母がジーと見つめているも分かっているのか,いないのかといった感じでした。


主治医の説明では,落ち着いた状況で,今後,熱が40度近くまで上がることがあるが,それは,この種の手術の後では通常起きることとのこと。


なお,心配は続くけど,とりあえず,手術は終えました。


そして・・・手術後,心臓血管外科の医師から,在宅酸素について言及が・・・


現在の最新の医学では,「一生」在宅酸素をした方がいいということのようです。ただ,「在宅酸素をするかどうかは,小児科が決めることだけど。」とのこと。肺動脈絞扼術の術前説明のときにも同じことを言っていました,再び言われてしまいました。小児科の主治医にそのことを言ってみると,「そういうことを言っていましたか。一生在宅酸素をするかどうかは,経過をみて決めます。」とのことで,するかもしれないし,しないかもしれないし,と最終決定権者の慎重発言。


息子の病気の分野は,まだまだ発展途上の分野で,医師として,治療方針について各々見解に相違があるのでしょうが,実際に病院にかかる患者側としては,医師が息子の治療方針について,病院として統一的な見解を述べるわけではなく,自由発言(最終的に責任を負わない発言)をするので,困惑してしまうのが正直なところです・・・


すくなくとも,次のフォンタン手術(6か月後?1年後?)までは,薬と在宅酸素は併用するとのことです。