今日，とうとうグレン手術を迎えます。
２０１３年３月４日に入院，翌５日に心臓血管外科の執刀医から手術説明，諸々の同意書の作成がありました。
今回は，グレン手術のほかに，心房中隔欠損拡大術と肺動脈再絞扼術も行います。
心房中隔欠損拡大術は，息子の場合，グレン後フォンタンまでの間は下大静脈が右心房に戻ってくるのと，心臓の周りを回ってきた血液は，フォンタン後も右心房に戻ってくるため，これらが左心房に，よりよく流れるようにするために行うようです。これまでもＢＡＳで裂開していた部分ですが，今度は外科的にはさみで切ってしまうということです。これには，人工心肺を使用するとのことですが，１時間～１時間半程度とのこと。
肺動脈再絞扼術は，肺動脈を閉鎖させるとの選択肢もあるようですが，その場合，６か月以内にフォンタンをする必要があるところ，もしかしたらＲＳウィルスの影響などでできないこともある。今回は，肺動脈絞扼術でしめたところを再びギュッとしめるようです。
手術自体は，全体で５～６時間。予定は１３時から。ＩＣＵに戻ってくるまでにはさらに時間がかかるとなると，かなりの長丁場になりそうです。
一昨日の入院後，息子は予想外の発熱・・・昨日は一時３８度まで上がって手術延期。病院から追い出されることも覚悟しましたが，昼寝後はご機嫌，熱も３７．２度まで下がりました。
執刀医の手術説明では，今日の朝に３９度にでもなっていない限りは手術はやりますとのこと。さすがに３８～３９度くらいであれば，手術はやめてほしいところですが，すぐに熱が下がってしまう息子のこと。多分，今日の朝には平熱になっていると思うので，今日の手術は大丈夫だと思います。
今日は病院に１０時には来てくださいとのこと。
今日は息子の心臓を止める手術を行うと考えると，胃が痛みます・・・
息子よ，頑張れ～