皆既月食がはじまった夜明け頃
お月さまが私に『呟け 』、ってさ。
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幸せすぎて不安。って言葉、最近よく耳にする。
一見、ゴチソー様♡ な印象だけど、いつ失うかもしれない幸せを思って
おっかなびっくり過ごすのはもったいない話。
そもそも幸福感とは、手に入れたり失ったりするような変化する性質のものではなく、
常にそこにある不変に見出だすものではないだろうか。
.。oO(とかなんとか言っちゃって、
今、愛する旦那さんと娘のいない生活を想像しただけで涙が出ちゃう、な私だけど。)
頭で理解することと、実感としてハートに落とし込むことは違うんだなぁ。やれやれ。
私が思う本当の幸せとは、
何にもなくても幸せな状態。住む家も家族も友達も。
だって、いつかは必ず失う事がわかってるそれらに幸せを依存していたら、
「その日」がきた時絶望しちゃう。
その日から不幸だ不幸だ、と嘆き悲しんでいる私を見て、
家族は、友人は喜ぶだろうか。
別れが来た時、ずっと泣いて暮らして欲しいと願う家族、友人がいるだろうか。
私なら、笑って生きて欲しい。
だから、私が思う究極の幸せは、
吸う息と吐く息が与えられたこの瞬間。
他には何もいらないと思える境地に至る事。
.。oO(センチになるのは全部お月様のせいにしてしまえ。)
本当の自立とは、
自分1人でも幸福感を感じられるようになること。
至福は自分の内側にある。
そしてその至福の泉は、湧き出る水源のようにも、
枯れ果てた水源のようにも変容できる。
全ては自分の意識次第だから。
何でもかんでも手に入れて、自分を不幸にしている事に気がついたら、
全部手放してしまえ。