寒い…
急に冬になりましたね
私の勤めている病院は古い病院が多く、そのせいか暖房があまり効かず…
昨日も今日も凍えながら診療をしていました。
そろそろ貼るカイロの出番かな。
過去を振り返り 身体のあれこれ
さて、最近更新も滞り、というか、そもそも自分の身体のあちこちに問題があり、それらを振り返るために始めてみたブログなのにそのネタはどうなった?
と言う状況になっていました
今まで一難去ったらまた一難というかたちで色々ありまして。
さらに現在進行形で不調が続いている時は鬱モードでなんとなく身体の話題は避けておりました
でもここ最近、調子の良い状態が最長で続いており、なんとか今後もこの調子でいけるかな?と言う感じになって来たので、また過去の振り返りをしてみようと思います。
今までの経緯②まで書いてストップしていたのですが、年明けに始めたリハビリで判明したことが、
①なぜかやたらと筋肉質
②筋力あるのに全く使えていない
③耐える運動は得意なのに動かしてバランスをとるのが苦手
④左右差ありすぎ。左側が全部ヘロヘロ。右はガッチリ筋肉。
⑤左脚で立てない
⑤反り腰気味
⑥体幹が使えていない、その代わり脚の踏ん張る筋力がすさまじい。
⑦首が真っすぐ左右に回せない。回すと顎が上がってしまう。そもそも元から首が傾いている。(頸椎がねじれている)
⑧左股関節がガッチガチで動かない。
まぁこれって、自分の今までの負傷や体質が積み重なってこうなってしまったんだな、ということだと思います。
以下、負傷歴。
①脊椎側弯症(成長期から)
②右足膝前十字靭帯断裂→手術
③頸椎ヘルニア
④腰椎ヘルニア
これが全部組み合わさって、不調部分を庇ったり、また、逆に使うように意識しすぎてしまったり、数々の原因が積み重なっているんでしょう。
簡単に言えばこれら全部を庇って動くためにガッチガチに脚を踏ん張って歩いたり運動していたんだと思います。
そんな状態でダンスを始め、最初は調子が良かったものの、やることが増えて力業でやっていたので唯一健康で問題の無かった足首に負荷が集中して痛みがきて歩けないまでいってしまったのかな…と。
検査をしてもこれと言って以上はないのであくまでも予測ですが…
リハビリにもオステオパシーの治療にも通ったのですが、結局痛いところ以外の問題がいろいろありすぎて、肝心の痛い足首には異常は認められない。
つまりは他のいろいろとおかしいところがまとめて悪さをしているんでしょう、という結論に至るしかありませんでした。
ハッキリとした結論はでないまま、もやもやしながら一つずつ問題のある部分を改善していくしかない、だからと言ってすごくよくなるわけではない…と言う状況がかれこれ1年弱続き、正直かなりキツかったです
ただ、その一つ一つの問題が、全てダンスするにはそれじゃぁダメ、というものばかりだったので、これもダンスの練習の一環だから、と自分に言い聞かせて頑張れた気がします。
それぞれに対する対処
さて、それが今どうなったか、という話になるのですが…
身体の不調で困っている人は改善するまでの経過を教えろや!と思うでしょう
と言ってもトライアンドエラーでいろいろなことをやって来て、経過が長いので、本日はザックリと心がけたことを書いてみます。
①なぜかやたらと筋肉質
②筋力あるのに全く使えていない
これは…簡単に言うと身体の使い方が下手で、無駄に外側の筋肉を使いまくって生活していた、ということなんだと思います。
まぁ体質もあると思うのですが。
なので、ひたすら無駄な力を使わずに動けるトレーニングをしたり(ヨガのポーズなど)、普段の生活で力まないで動けるようになることを心掛けました。
後は体幹が弱くて使えないため、四肢の筋肉が無駄に発達していると考え、体幹を使うようなエクササイズはしました。
③耐える運動は得意なのに動かしてバランスをとるのが苦手
①②の原因にもなっていると思います。
動きに対しての体幹の調節が多分すごく苦手なんだと思います。
ていうかダンスに致命的…
M先生にもすごく言われ続けて来たことなので、これも動きの中で体幹を安定させるトレーニングを意識しました。
④左右差ありすぎ。左側が全部ヘロヘロ。右はガッチリ筋肉。
⑤左脚で立てない
これ、理学療法士さん、オステオパシーの先生、M先生、そして自分、みんなが首をかしげたことなんですが…
普通は右を怪我したり手術してたら左を使うので逆になるはずなんですよね。」
でもなぜか自分は右膝を手術しているのに左がヘロヘロ…
というか右もばっちり使えるわkではなく、右の方が器用だけど、膝は安定性がないのでやっぱり不安が残り、力いっぱいは使えない状態なんですけどね。
つまり両脚使えねーじゃねーか…と絶望的気分でした
でもそれじゃあ踊れないので、左サイドを鍛えました。
筋トレとかではなく、左を日常生活で意識して使うようにしました。
(ドライヤーを左手で持つ、コーヒーポッドを左手で持ってコーヒーを淹れる、左脚で立って右足の靴下を履く、左手で傘を上手に刺して歩く…)
あとは全身の動きについて、左右差を鏡で確認しておかしなところは右となるべく同じ動きになるようにひたすら調整。
(片脚スクワットで左右差の調整したり)
ギャグみたいなトレーニングなんですけど(巨人の星方式トレーニングw by M先生)、これ、結構効果あったと思います。
特に最近つくづく感じたのは左手で傘を上手に刺して歩くのは、めちゃくちゃホールドを安定させるトレーニングになる気がします。
左の前鋸筋や肩甲骨を動かす数々の筋肉をバランスよく使わないとできない動きなのでは?と思います。
利き腕では何も意識せずにやっていることなんですけど、なんとなく利き腕じゃないほうではやりにくいな、と感じませんか?
あとドライヤートレーニングはラテンのフリーアームがどうしても自然にできないので役に立つかと始めたのですが、最初、利き腕よりも距離の調整ができなくて頭にガツガツドライヤーが当たりました
⑥反り腰気味
⑦体幹が使えていない、その代わり脚の踏ん張る筋力がすさまじい。
これもとりあえずは体幹のトレーニング。
たぶん脚の踏ん張りがすさまじいのは手術した膝が怖くて、ガッチガチに脚に力を入れて踏ん張っていないといけない状況だったんでしょうね
ラテン踊ってて重くてしょうがない、とM先生に言われてました。
対処策としてはちょっと危ないですが…(周りに人がいない空いている時)電車の中でひたすら立って足の指に力を入れたり踏ん張らずに体幹を使って揺れを逃してバランスをとる練習とかしていました
⑧首が真っすぐ左右に回せない。回すと顎が上がってしまう。そもそも元から首が傾いている。(頸椎がねじれている)
きっと頸椎ヘルニアや側弯症が影響していると思います。
これは本当に現在進行形の問題でして…
もしかして器質的に変形しているものなので治らないかも…思っているのですが、ここ最近、寝ている間に頸を折って力を入れてしまう癖も影響していると思い、寝る時だけ首枕になるような柔らかい頸椎カラーをつけて首を左右に曲げられないように、負担がかからないようにして寝るようにしています。
そうしたら、最近なんとなく首を左右に綺麗に回せるようになってきた感じがする…。
今後どうなるか引き続きトライアンドエラーです。
⑨左股関節がガッチガチで動かない。
これも側弯症だったり、右膝の手術が影響しているのかはわかりませんが…とにかく左股関節がロックしてしまって右に比べるとまったく動かせない。
というか痛い。
ラテンのエイトロールでも右は股関節が屈曲してお尻を引けるのに、左は全く後ろに引けない…鏡で見ても病的レベルで左右差がすごかったです。
骨盤も歪んでいるといわれたので、それも影響してたのかもしれません。
後は上半身の動かし方も関係していたのかな、と思います。
関節って、その関節自体にもんだいがなくても、動かす順番によって動いたりロックされたりしますよね。
そこが難しい…
まぁこれは、毎日鏡を見ながら股関節を動かす練習を少しずつしていき、だんだん痛みも感じなくなり、ロックも解除されていきました。
ただしこれも2年くらい延々とやり続けてやっと今現在、見た目は左右差がなくなったくらいです。
でも未だに自分では左右差を感じるし、左股関節はやっぱり動かしづらいと思います。
現在
で、これらの問題が、今やっと許容範囲内かな?くらいになってきました。
でもやっぱり踊るのに不自由はあります。
M先生に言わせればやっと普通の人っぽくなった、という状況。
個人レッスンを始めて丸2年、やっと最近エクササイズ的なものからダンス自体のレッスンに移行し、踊ることに少しずつ向き合える状態になりました
前回レッスンで、M先生に
今は普通の人より体幹を上手に使えるようになってる。
Takekoちゃんくらいの年齢で趣味でダンスを一生懸命やっている人でも、年齢的に体力に任せて踊れる分、こういう理論的な身体の使い方をして踊ろうとしている人はいないと思うよ。
と言われて、本当に頑張って来て良かったなぁとしみじみ思いました
もう涙が出そう
それを考えると今の状態はすごくありがたい状況なのに、人間と言うのは欲が出るもので…、このまま歩けないかも…とどん底の状態だったことは忘れて、
何で自分はこんなに無駄な努力をしなければいけなかったんだ?こんなことがなければ今頃ダンスがすごい上達していたんじゃないか?
という気持ちになるんですよね
そんなわがままな考えには蓋をして、身体の調子が悪くならないように前進あるのみです
さて、今日の夜はスタンダードでワルツ、スロー、タンゴ