すこ~し暑さが和らいだため、バスで通っている道を久しぶりに歩いてみました。
だからってわけでもないのですが…2週間前まで調子のよかった右膝の調子がどうもよくない…
まぁ、手術してるし、そもそも後遺症みたいなものが残っていますし、時々悪く成りながら改善、の繰り返しなんですけどね
そうも腫れているような違和感が続いております。
原因を考えたのですが、
①また姿勢が悪くなっている
②姿勢の改善の仕方を間違えた
③ダンスで要求されることが高度になり、身体がおいつかない
…そして…
体重増加疑惑!!
これはできれば考えたくないけれど…正直体重は軽ければ軽いほど膝の調子は良いのです
膝への負担が減りますからね。
膝や腰にトラブルをお抱えの方、分かります?
自分は本当に体重管理ができている時って動きやすいんですよ。
思い返せば…、姿勢も良くなって今までの痛みからも解放され、ガクガクだった膝が安定していた2週間前は、膝への負担を減らす目的でそこそこ食事に気を付けていて結構軽くなっていたのです。
が…、その後調子に乗って油断し、おやつが増え…ちょっとウェストが怪しいかも…と思い始めてから膝の調子が悪くなってきたのですよね
分かっているけどなかなかキープできない
自分は栄養や体重管理について介入しなければならない疾患を専門としていますので、患者さんに指導することがしばしばあります。
というかほとんどの話が食事や運動、生活の話になります
良く患者さんに、
『先生は太っていないし、そんなに食べないだろうし、甘い物にも興味ないだろうからいいですよね~?』
と言われることもあります。
Take『そんなわけないでしょーがっ昨日の夜だって必死でカップ麺我慢してたんだからケーキだって大福だって食べたいよ』
患者さん『…』
Take『ていうか食べちゃうときだってありますよ。でもなるべく我慢してるんですよ。みんなお腹空くし、おいしいものが好きなのは一緒だと思いますよ。』
お医者さんから生活習慣を改めなさい、食事に気をつけなさい、腹八分目にしなさい…と言われたことがある方もいらっしゃると思いますが…
(アンタに言われたくないよ…と思った経験のある方もいるでしょう)
医者も普通の人間です。
パーフェクトに生活習慣に気を付けて、適度な運動をして、腹八分目で食べている医師を私は見たことはありません
むしろその逆…
もしかしたら私の医者としての生息域が特別で、世間一般のキラキラな先生たちはみんな素晴らしい生活をしているのかもしれませんが
少なくとも自分は食べるのも甘いものも大好きです
ケーキだって15個食べたことがあるぞ
大福も4個は食べるよね
ピザMサイズ&サイドメニューは一人で間食できるぞ
マックは2セット食べるぞ
ご飯前にアメリカンサイズのポテチ1袋いっちゃう
…
大食い、肥満体型の母に育てられ、子供の頃からたくさん食べるのが当たり前だったので、例えを上げたらきりがありません
子供の頃からご飯前にドーナツを皆で一人3個は食べてから夕ご飯、とか普通の家庭でした。
まぁ、自分は医学部に入るタイミングで一人暮らしになり、自分で管理するようになったこと、その後、膝の大けがをしたので、自分でコントロールするようになった次第ですが、
決して太らない体質ではないので、ヤバいと思った時にはそれなりに調整しているのです。
というか食い意地は張っているし、今でも大食いなのでどうやったら太らずにたくさん食べれるか?を考えて食べるものや時間を考えています
もうね…体重管理中は夜中にお腹が空いて空いて仕方がなくて眠れず、必死でカップ麺を我慢してトマトや寒天でしのいだり…だからダイエットしている患者さんの気持ちはよくわかります
なので患者さんにはいかに自分も食べるのが大好きで、我慢しているか…、空腹を我慢するのって大変だよね、って話はよくします。
私の経験者としての鬼気迫る(?)訴えは説得力があるようで、
『え?先生たちもお腹すくの我慢してるんですか?(←そりゃそーだろ…)私は特別他人よりお腹が空くから太ってると思ってました。(←そんなわけないでしょ)なんだか先生も我慢してるって聞いてちょっと安心しました。』
と言って、一緒に頑張ろうってなってくれる方が多いのはありがたいことです
あ、もちろん痩せていればいいとは思っておりませんよ
私は病気がなくて、健康で、身体も動かせて、そんな自分が好きであれば、痩せていても太っていてもいいと思うんです。
ただ…、世の中にはそれぞれの既往症や、やりたいスポーツ、生活するうえで体重管理をしなければならない人達が自分を含めていることも事実です。
そんな時、自分だけが大変なわけじゃない、ダメなわけじゃない、って思えることって大事ですよね
…と自分に言い聞かせてまた頑張るぞ…