どうも、最近は時々twittwerでつぶやく程度で、ブログの更新は進まず・・・。今更な話題かもしれませんが、2月に「座・高円寺コンペティション」部門公開審査会で「ぼくたちは見た」がグランプリをいただきました。http://zkdf.net/
劇場公開から自主上映に移行しつつ、というところで受賞のお知らせをいただきました、ありがとうございました。
監督の古居さんは、最近、飯館のおかあちゃんたちの映像もまとめ始めているようです。
おもえば、311の頃、ちょうど宣伝に入るところだったこの映画。311後アジアプレスの皆さんは、古居さんや綿井さんなど、あっという間にプレスパスで通行止めの東北道を北上していって、そのスピードに圧倒されると共に、私はジャーナリストにはなれないなと悟った訳ですが・・・。
タイベックで武装した姿を写真で見ていた、綿井さんと森達也さんの映画、「311」。90分時間をとれる時があったら、まだ上映延長しているようなので、ぜひ見て下さい。http://docs311.jp/
私は、岩井さんの「friends after 3.11【劇場版】」http://iwaiff.com/fa311/ と続けて見ました。
まあ、お客さんの数というか、一般に知られているのは、friends after 3.11の方かと思いますが、もし2本見るなら、先にそちらを見た方がいいと思います。上映する意味のある作品だと思いますがドキュメンタリーの切りつけ方が、圧倒的に違うので、森さんたちの「311」を見た直後だと、ゆるく感じられると思います。
「311」の乱暴さ、あの2011年の3月から4月にかけての、何ともいえない重ぐるしい空気を思い出す不快感。見終わった後のどうにも割り切れなさ。さすが森さんです。上映後に、劇場スタッフにえんえん語ってる男性がいましたけど、気持ちわかります。私は、その後娘に見にいかせました。見て楽しくなくても、この国に生きなきゃいけない人たちは、見ておくべきだと思って。