こんばんは。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

私の施設でも1月から続いていた作業療法士の実習が、先日ようやく終了いたしました。
最後の総合臨床実習も、無事2名の実習生を送り出すことができました。

実習ではたくさんの壁にぶつかり、実習生は悩みに悩みます。
悩むことで、自分で考える力が身についたり、より深く理解することができたり、新たな視点や手法を獲得できるチャンスにつながるものであると認識しています。
しかし実習生の中には、実習を切り抜けたいがために、時間のかかる「悩む」行為を省略してしまうことがあります。
でもこれってとてももったいないことですよね。
できればそんな実習生を、実習の先にある「なりたいセラピスト像」や「クライアントに貢献したい」という将来ビジョンを実現するために、必要なことを何でも吸収してやろうと能動的に行動できるように促たいなぁと思っています。

今回の実習生もたくさん悩んでくれました。
悩むことから逃げようと思えば逃げれたのでしょうけれど、自分が乗り越えるべき課題としてずっと向き合ってくれました。
おかげで実習は精神的にも負担の大きいものとなってしまいましたが、いつかあの時気づいて行動に起せてよかったと思える日が来ることを祈っています。

OTS4年生の皆様、実習お疲れ様でした。
臨床でお待ちしています。


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