こんにちは。久しぶりの更新になりました。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。
先日福祉施設である職場の財政について考える機会がありました。
世の大概の施設が赤字傾向な福祉業界において、ご多分にもれずうちの施設も苦しい状況です。
なんでこんな状況になっているのか今まであまり考えてきませんでしたが、儲からない仕組みがあることに気づきました。
まず、福祉の仕事は出来高制で、サービス利用が多ければ収入増が見込めます。しかし、利用者数には定員があるため、収入には上限があります。つまり、これまでと同じ規模でサービス提供している限り、大きな収入増は見込めません。
一方支出に関しては、うちのような中規模な施設では最大の支出が人件費だそうです。またその他の支出の多くは、光熱費や建物管理費などの運営を維持するのに必要な支出です。このうち、人件費は昇給にあわせて年々増えて行きます。職員が入れ替わればまた状況も変わってきますが、職員が辞めずに長く働ける努力をしている職場ほど、人件費増大の悩みを抱えています。
収入は頭打ちなのに、支出は増えていく。これでは赤字になってしまうのもわかります。
コストを減らす。
人件費を削る。
収入を増やす。定員がある以上、事業を拡大したり、運用する必要があります。
結局人件費から削減されていきますが、願わくば職員も施設も共に成長していけたらいいなと思っています。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。
先日福祉施設である職場の財政について考える機会がありました。
世の大概の施設が赤字傾向な福祉業界において、ご多分にもれずうちの施設も苦しい状況です。
なんでこんな状況になっているのか今まであまり考えてきませんでしたが、儲からない仕組みがあることに気づきました。
まず、福祉の仕事は出来高制で、サービス利用が多ければ収入増が見込めます。しかし、利用者数には定員があるため、収入には上限があります。つまり、これまでと同じ規模でサービス提供している限り、大きな収入増は見込めません。
一方支出に関しては、うちのような中規模な施設では最大の支出が人件費だそうです。またその他の支出の多くは、光熱費や建物管理費などの運営を維持するのに必要な支出です。このうち、人件費は昇給にあわせて年々増えて行きます。職員が入れ替わればまた状況も変わってきますが、職員が辞めずに長く働ける努力をしている職場ほど、人件費増大の悩みを抱えています。
収入は頭打ちなのに、支出は増えていく。これでは赤字になってしまうのもわかります。
コストを減らす。
人件費を削る。
収入を増やす。定員がある以上、事業を拡大したり、運用する必要があります。
結局人件費から削減されていきますが、願わくば職員も施設も共に成長していけたらいいなと思っています。