こんばんは。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

今月に入って、当センターの利用者の中で、密かに料理がブームです。
というのも、数年ぶりに料理をやってみたケース、病気後初めて手間のかかるカレーを作ったケースなど、チャレンジの月となっています。

当ブログでは、そんな片麻痺の方の調理を応援する道具を紹介してきましたが、先日新しいメンバーが加わったので紹介いたします。

簡単にみじん切りができちゃう『フードカッター』です。
なんと当センター卒業生の方と、スタッフさんから譲っていただきました。
たくさんの方がご理解いただき、応援していただいて幸せ者です。

OTたけじゅんの地域リハブログ

さて、この2タイプのフードカッターですが、左の小さいのが、押して刻むタイプ。右の大きいのが取っ手を回して刻むタイプです。

押すタイプの物は、下のケースに食材を入れて、上から何度か押すことで、刃が回転しながら刻んでいきます。ケースが小さいのでニンニクなど小さなものしか入れられませんが、片手でもずれることなく簡単にみじん切りができます。薬味づくりにはちょうどいいサイズと手軽さですね。大きめのサイズもあるようです。刻んだものが引っ込んだ刃にくっついて奥に入ってしまうことがあり、ちょっと洗う時に面倒なのが難点です。

回すタイプの物は、ケースの容量も多く、玉ねぎのみじん切りに最適です(皮をむいて半分くらいには切らなくてはいけない)。ケースの下にゴムはついていますが、取っ手を回していると滑ってずれてしまうため、滑り止めマットをしいたり、立って料理している場合はおなかでおさえる必要があります。思っているより軽い力で回せる印象です。洗う際はミキサーのように刃が外れるので洗いやすくなっています。

いずれも鋭い刃物を有する器具ですので、扱いにはくれぐれもご注意ください。
使い勝手や使い道を考慮してご検討いただければと思います。