こんにちは。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。


今日は娘の保育園で一日お父さん先生をしてきました。
普段は送りの時にちょっとしか会えないお友達とたくさん遊ぶことができました。
うちの子は縦割りのクラスでも一番月齢が低いので、数ヶ月先、数年先の苦労を垣間見ることもできました。
今だけが大変なんじゃないんだなーと感じました。


さて昨日はボランティア講座で、地域のボランティア活動をされている方や、ボランティアに興味がある方を相手に、「障害を持った方がお手伝いして欲しいこと」というテーマでお話をしました。


福祉のフィールドのボランティア活動は、大きく分けて3つのタイプがあると考えます。

①定期的なボランティア:ボランティアさん自身が対応可能な日を選んで参加するスタイル。

②イベントボランティア:イベント時に参加する、あるいはお茶会や演芸等のを施設で実施・披露するスタイル。

③単発ボランティア:当事者や事業所が、日時や支援内容を依頼し、対応可能なボランティアさんを探すスタイル。

①②は、お年寄りた子どものフィールドでも馴染みのあるボランティアのスタイルですが、③は、特に障害のフィールドに多い独特のスタイルだと思います。

①②が、ボランティアさんの都合に合わせて活動するのに対し、③は当事者や事業所の都合に合わせてボランティアさんを探すため、コーディネートが難しい部分です。

それでも、
その時間に付き添って少し荷物を運ぶだけで買い物に行けたり、
切符を買うお手伝いをするだけで、行きたかった水族館に行けたり、
道具の準備を手伝うだけで、当事者のサークル活動が実施できたり、

障害を持った方が「やってみたい!」「挑戦したい!」という思いを叶えることができます。


はじめてのお手伝いで不安があるのは当然。
ですが、お手伝いして欲しいポイントは人それぞれなので、「こうするといい」といったものはありません。
でもそこは、障害者の相談サポートセンターや地域包括支援センターがしっかりお手伝いして欲しいポイントを具体的にお伝えしますので、ご安心いただき、怖がらずにご参加いただければと思います。


今回の講座の参加者からも、たくさんのエピソードや感動体験のお話をお聞きしました。
ボランティア活動は、無償のものですが、お金ではない何かをきっと得ることができます。

どうか、あなたの勇気ある一歩を踏み出すきっかけになりますように・・・