こんばんはDASH!
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

今週は障害を負った後の社会保障に関する支援をたくさん行った週でした。

まず週初めに、障害年金(国民年金)が1・2級非該当になってしまったケースの再申請に関する相談。
申請のし直し、不服申し立て、事後重症申請…とっても複雑で、当事者だけでは難しいですよね。頼みの年金事務所の窓口は、受付けであって専門家ではないので、「どうやったら審査が通るのか」なんて答えられません。
どういう診断書を用意し、どういう手順で手続きを進めていくか、長い時間検討しました。

そして、週中に新規のケースの雇用保険の相談。
雇用保険の受給資格(保険加入期間)ギリギリの上、雇用だけは継続している(雇用保険の対象からは外れている)というケース。本人はあきらめていましたが、何とか150日間の雇用保険受給ができそうです。

こうした障害発症後の社会保障関連の手続きの支援は、どういうところでできるのでしょうか。

先のケースの相談でご支援いただいた障害者相談センターの方によると、社会保障のことまで勉強して相談支援できる相談事業所は少なく、各々の窓口で確認してくれで済ませてしまうことが多い、とのこと。

私の施設も、就労に関する支援をやっていく中で、少しずつ経験を積み、社会保障に詳しくなってきています。
この地区で、障害に関する社会保障の支援ができる砦の一つとして、今後も切磋琢磨を続けていきたいと思います。