こんばんは星空
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

前回に引き続き、今年の抱負をコラージュで表現する取り組みをやってみての追加報告です。

今回のコラージュのねらいに、

「隠れた希望や潜在的なニーズを見つけ出す」

というのがありました。

障害を負って何年も経つと、いつのまにか自分の中に

「やりたいけど現実難しいよね。」

と、限界を作ってしまいます。

こうしてあきらめてしまい、選択肢から外れてしまった希望やニーズを引き出すため、今回はあえて、

「こうなったらいいなと思う将来」
「もし制限がなかったら」

というように、限界を作る要因(ストッパー)をなくして考えてもらうようにしました。


その結果、

「今挑戦していることができるようになる!」

「試験に合格する!」

「働いて旅行先でうまい酒を飲む!」

といった今現在取り組んでいる内容に関する希望や、

「海外旅行に行く」

「一人暮らしをする」

「かっこいい車を運転する」

など、中には現実的にはちょっと難しいけどできたらいいなという希望など、たくさんの新発見が見られました。

前者のグループはそのまま今年の抱負として、取り組みの目標の軸にしていけますが、後者のグループはもうひとひねりを加える必要があります。

現実的には難しそうな希望も、なぜそれをしたいのかと理由を聞いていくことで、別の目的を希望に置き換えて表現していることがあったりします。内容によっては、方法を変えれば実現できることも案外あったりします。

また、遠い目標についても、それを達成するためには?とどんどん重ねて聞いていくことで、現実とリンクし、初めにやるべきアクションに気づけたりします。

ただ、コラージュを作った後は個別のセッションになるため、結構時間がかかりますが、大事なところなので、しっかり夢と現実をリンクさせたいと思います。