こんにちは虹
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

昨晩は、私の勤務する施設の全体職員向けに、
「キリスト教社会福祉の考え方と実践」というテーマの研修がありました。

質疑応答や感想の時に、研修の趣旨を把握しないまましぶしぶ参加しているスタッフへのメッセージを込めて、研修の意味を伝えようとしたんですが、テンパって空回り、うまく伝えきることができませんでした。

多くの職員が行動指針の重要性に気づくチャンスだっただけに、活かし切れなかったことがとても悔しいので、ブログで発信します。

「今回の研修テーマ「キリスト教社会福祉の考え方と実践」は、

一見ちょっと難しいテーマのように見える。

しかしこのテーマの裏の意味を考えると、

これは理論の研修であり、

学ぶことで働く上での行動指針となる。


最近の同じような研修を大学の卒業生で集まって行ったことがある。

テーマは、大学の象徴科目にもなっている「ヒューマンサービス」について。

4年間を通じて教えてきたヒューマンサービスの理論が、

どのように現場で生かされているのかを考える研修であった。

多くの卒業生が、「あまり意識はしていないが」と前置いた後、

「当たり前のように人生に寄り添った支援を目指している」

と言っているのが印象的だった。

ちゃんとヒューマンサービスの理論が根付いていると感じた。


現場で働く我々も、これまでの多くの経験とかかわりの中で

「人生に寄り添うこと」「幸せになってほしい」等の理論に至り、

これに基づいて当たり前のように熱意と責任感を持って人と接しているが、

普段この理論について意識することはほとんどない。

故に、この理論を普段から意識したり言語化していないため、

いざ支援がうまくいかなくなった時や、

ミスしたり壁にぶち当たった時に、

うまくいっていた時はどのように接していたのか

わからなくなってしまうのである。


今回の研修では、施設における理念を再確認することで、

時々自分の行動を振り返って普段の支援のブレを減らし、

困ったときに原点復帰できる行動指針を示すことを目的としている。」


と、このようなことを言いたかったのですが玉砕ガーン
最後に会長がうまくまとめましたが、
もっと理論や行動指針を身近に感じられるように伝えられればなぁと今でも感じます。

今回のリベンジとして、今回言いたかったことを書面で回覧。
そして、行動指針を意識的に言語化して伝えていくことを率先して実践していきたいと思います。

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