こんばんは、地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。


今日は、埼玉県の春日部で、コミュニケーションスキルの研修会に参加してきました。

ずっと冷房の効いた電車にいて寒かったんですが、降りた途端むあっと晴れ

埼玉に来たんだぁと実感します。学会以来の埼玉。熱さに磨きがかかってます。


さて、今日の研修ですが、講師はわれらがNLP作業療法士の杉長氏☆


NLPの「メタモデル」と「ニューロロジカルレベル」の概念を学びながら、

それを活用した質問(コミュニケーションスキル)を、参加者同士で実践しながら身につけていきました。


NLPでは、原則として「心の地図」は「実際の土地」ではなく、

本人の様々な解釈や省略が介在して地図を作っていて、

現実そのものではないということ。

そして、人によって持っている地図は異なるということを理解することからスタートします。


たとえば、「リハビリをしましょう!」と言われたら、どんなことをイメージしますか?

歩行訓練?筋トレ?料理?レクリエーション?痛いのやだなぁ…など

このように相手によってイメージは様々です。

話し手と聞き手が別々のイメージをしていたら、コミュニケーションは成り立ちません。

思わぬミスや、勘違いもこうした解釈の違いが影響していることが多くあるようです。


まず、話し手がイメージした通りには相手には伝わらないことを理解し、

その上で、どのように伝えれば、あるいはどのように聞き取れば、

うまく伝わるのか、把握できるのかを考えていきます。


自分の中の無意識な先入観や価値観、当たり前に思っていることを

いったん忘れ、傾聴する。

やってみると意外と難しく、勝手な解釈がすぐに首を突っ込んできます。

やはり、実践を重ねていき、自分の中のbeliefをコントロールできるようにしていく必要がありそうです。


コミュニケーションスキルのいいところは、すぐに試せること。

明日の仕事でさっそく実践してみたいと思います。