今日のテーマは『災害と障害者』でした。
それぞれが、3月11日の地震発生時およびその後の混乱をどう乗り越え、今後どうその経験を生かしていくのかを発表しあいました。
中でも印象に残ったのが、出かけ先で地震に遭い、バズや電車が止まってしまい交通手段がなくなったため、ヒッチハイクをして帰宅した話で、その方は「自分だけの力ではどうにもならない事態になったら、恥を捨てて人の力を借りることも大切」と話していたことです。
自律と呼ぶにふさわしい冷静な判断だと思います。あの非常時に良くその判断をし、実行できたと驚きました。
また、もし津波が押し寄せてきて、障害者である自分が家族の足手まといになるとしたら、「俺にかまわず逃げろ!とカッコよく言いたいけれども、そこまで決心もつかず…そういう状況になることも考えなくてはいけないのかもしれない」と悩まれていた方も印象的でした。