事故や病気で脳を損傷した高次脳機能障害の人を支援する講演会(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催)が22日、東京・有楽町朝日ホールで約400人が参加して開かれた。脳出血の後遺症で物が平面的にしか見えないなどの障害を抱える高松市の医師山田規畝子さんが、国立成育医療研究センター医師の橋本圭司さんと対談。当事者の立場から理解を訴えた。シンポジウムでは先駆的な自立支援活動や課題が報告された。  講演会は2月26日に大阪市内でも開かれる。


(朝日新聞より引用)


高次脳機能障害の方は当施設にもたくさんいますが、症状は人それぞれで、対応もまた然り。一見問題がないようにも見えてしまうため、社会的な認知も低く、周囲の理解が得られず苦しむことが多いように思います。

こうした活動が増えて、この病気への理解が進み、当事者や家族が安心して社会生活が送れるようになることを望むし、それに向けての支援を行っていきたいと思います。