「与謝野馨経済財政担当相は21日、政府の新成長戦略実現会議で、「人生90年を前提にすると定年延長を考えないといけない。年金支給年齢の引き上げも考えなければいけない」と発言した。与謝野氏は6月までに政府案の策定を目指す「税と社会保障の一体改革」を担当しており、今回の発言は政府・与党などで波紋を広げそうだ。」

(毎日新聞より引用)

経済成長を後押しするために高齢者の労働力を活用すべきだとの考えで、たしかに団塊世代の高齢者が労働力として働くことになれば、経済的には大きな影響が見込めるでしょう。しかし、高齢者が働きやすい環境(年金をもらいながらも働ける環境)や社会保障の整備なしでは実際には難しいような気もします。制度だけでなく、働く側の心理や保証も考慮して検討していただきたいですね。