言葉や体が不自由な人でも、念じれば伝わる意思伝達装置が開発されたそうです。
独立行政法人・産業技術総合研究所(産総研)によるニューロコミュニケーターという装置で、文字盤や選択肢表内をカーソルが移動し、強く念じることで選択することができるようです。
システムは日立が以前開発した「伝の心」に良く似ていますが、脳波を利用することは画期的ですね。
伝の心は外部スイッチ(手足や顔、舌やまばたき)で操作していました。
ただ値段が50万円程度ということで少々値が張りますが、それ以外に意思伝達の手段がない人にとっては、待望の技術ではないでしょうか。
伝の心と同じ要領で、パソコンに接続してインターネットやメールができるシステムになっていると思います。
今は、昔と違ってオンライン上で人とのつながりを保つことができる時代になり、それを支えるAT技術も日々進化していることを感じますね。
