アンデミルミルはじつは片手でもできます。
作業療法では『スプールウィービング』という名前で、以前から類似の自助具がありました。
リリアンの要領で、順番にピンに毛糸をひっかけて行って、マフラーやセーターなどを作ることができます。
アンデミルミルはつなげればどんどん大きくなるので、作品の大きさをピンの数で調整することができます。
たとえば、マフラーならピンの数を少なめに、ニット帽ならその倍の数をといった塩梅です。
注意力や集中力、座位保持力など、運動機能面や精神機能面にも効果が期待できます。
はじめは、縫い目の見やすい超極太の毛糸でトライすることをお勧めします。
