じゅん:「ぷっ あははっ
やだ~ 先輩~」
私は笑いが止まらない
お兄ちゃんの事勘違いしてる(笑)
翔先輩:「なんだよ~ 意味わかんね~」
先輩は ちょっとムッとして
:「俺 ウソとかキライだから じゅん見たとき 仲良くやってきたのに 騙されたーって めっちゃムカついたんだぞ!」
じゅん:「その人はねっ 今名古屋の大学に行ってる 私の兄ですょ(笑)」
翔先輩:「兄貴~⁇ 今まで聞いた事ないけど…」
じゅん:「ハイ だって今は一緒に住んでないから 話題にならないですもん。でもね すごいお兄ちゃん子なんです。私」
じゅん:「私 先輩にウソついたって何の得にもなりませんし~」
そっか~ そっか~ なんて先輩はやっと納得してくれた。
先輩は くしゃくしゃっと私の頭をなでる
じゅん:「やだ~くしゃくしゃになっちゃう」
私が髪を直そうと手を頭に持っていくと
ぎゅっ
私の手に先輩の手が重なる
重なったまま ゆっくり手を下ろされると 先輩の手で 私の髪を優しく直してくれた。
じゅん:「先輩って いつもこんな風に 女の子に触るんですか?」
翔先輩:「なんだよ~ 嫌か?まーでも 女の子は好きだけどなっ」
なんて笑ってみせる
うん 確かに扱い慣れてる
いつも 学校で見る先輩は 周りに女の人がいっぱいいる
いろんな噂も 聞こえてくる
高校生の話題なんて だいたいが 恋愛話
翔先輩:「お前はさぁ 何か他の子みたいに男の顔がかっこいいとか 身長が高いから良いとか言わないじゃん」
「俺 そんなんばっか聞いてきたからさぁ~女ってそんなもんかって 思ってた」
先輩はウンザリって顔してる
でもね 先輩 それはそんな綺麗な顔してたら 言われても仕方ないよ
私は心の中で クスクス笑って思った。
晴れて私の誤解は解けた。