これは、偶然他のSNSで私に回ってきたYouTubeだ。
35分もあるが、興味と時間ある方は見て欲しい。
ここで言われたのは、防衛大卒者の任官拒否者が激増しているという内容である。
任官拒否者とは…
①防衛大を中途退学する者
②防衛大を卒業後、民間に就職。
(自衛官への任官拒否。通常このケースが任官拒否)
③任官しても数年で辞めてしまう。
①〜③、全てを合計して任官拒否者と言っているが、その人数が増えているらしい。
その中の①に注目する。
先輩からのイジメ(特に1年生はこれが原因で辞める)や、犯罪加担(過去に保険金詐欺があり、逮捕者が出た)が辞める原因だが、動画の後半で全く別の理由があるとした。
授業内容がおかしい❗️
というもの。防衛大の場合専任の教授だけでなく、外部から講師を招いて授業をすることがある。そこで陰謀論を学生に教えていると指摘していた。陰謀論というより、ネトウヨが主張してるようなトンデモ右派の主張、ネット界で有名な右派論客を招いて学生に教えているという。
驚くと同時に非常に危険な兆候である。陰謀論は戦争や虐殺を引き起こすからだ。それは歴史が証明している。
陰謀論が流行るのは、今の世の中がファシズムに汚染されているからだ。ファシズムと陰謀論は極めて相性が良いので、より警戒が必要だ。
なぜ今がファシズムか❓はこちら⬇︎
歴史上これだけ陰謀論が蔓延った例は、それこそ今の日本と、ナチス政権下(それ以前も含め、1920年代〜45年)のドイツくらいしかない。
今の日本とナチスドイツとの共通点は、昨日かいたこの記事の内容プラス、陰謀論の蔓延にある。
史上最悪の偽書と言われる『シオン賢者の議定書』を根拠に、 1923年のハイパーインフレや1929年の世界恐慌をドイツを滅ぼすためにユダヤが仕組んだ陰謀である、と反ユダヤ主義を扇動したのがナチスだった。
ナチス宣伝相なゲッペルズは銀行員時代、クビになって再就職に失敗。銀行はユダヤ人が多かったので、「俺がこんな目に遭ったのは、ユダヤ人のせい」と極右化し、反ユダヤ思想と陰謀論に狂い、弾圧、戦争、虐殺へ狂っていった。
何も陰謀論だけではない。
内海聡や船瀬俊介、吉野敏明らがばら撒く偽医療や無添加、無農薬とかも陰謀論と親和性が高く、これらはナチスも積極的に奨励していた。似たようなものが流行るのは、中核が似ているからである。
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