軍事評論家で、元航空自衛隊の空将(幕僚長)の田母神俊雄。彼のTwitterの書き込みが非難轟轟だった。
問題の書き込みの前にこちらから紹介したい。
12月8日、真珠湾攻撃から81年目の彼のツイート。
私はこう返す。
「日本は負けるとわかって戦争した」とある。
よくネトウヨが、「負けるとわかっても戦わねばならない時もある」「日本はアメリカの陰謀に乗せられて戦争した」という。しかし、実際には「勝てると思った」から戦争を始めたのである。ネトウヨにありがちな言い訳、正当化だ。
次に、こちらがその問題のツイートだ❗️
先週、静岡県裾野市の保育園で、保育士3名が園児に対する虐待容疑で逮捕され、しかも園長はその事実を口止めさせていた疑惑が浮上。裾野市長はこの園長を容疑者隠匿で刑事告訴すると宣言する騒ぎとなった。
⬇︎まるで❗️虐待行為を推奨、認めるようなツイート内容に非難殺到、コメント欄や引用リツイートは大荒れになった。
私は田母神にこのように返信する。かなり言いたいことをマイルドに変換して投稿している。⬇︎
どうやらこの田母神俊雄は、体罰の会という、体罰推進組織のメンバーであり、そこには加瀬英明という旧統一教会系団体関係者がいたり、あの戸塚ヨットスクールの設立者、戸塚宏がいる。
田母神俊雄と戸塚宏の共執筆らしい。
2010年初版。⬇︎
まず、戸塚宏は今回の保育園虐待事件に関しては何もコメントしていないので、保育園事件と彼は関係ない。
が、若い人は知らないだろうが、戸塚は1977年から逮捕される1983年まで、自身のスクールで体罰という虐待で受講生を死なせた。戸塚本人に起訴内容の被害者は1982年当時13歳の少年だが、他にも起訴状にない殺された被害者多数いた。他にもコーチなど合計7人くらいが逮捕、起訴されている。
戸塚は逮捕から3年後に保釈後、15年以上も裁判を続け2002〜06年の4年間、傷害致死容疑で懲役刑を食らっている。出所後も「自分のやった事は正しかった」とあちこちで語っており、こんな人を公に出していいのか❓と、私は変に思った。
冒頭の田母神俊雄と戸塚宏が対談してるので、虐待や暴力を振るう者とネトウヨは非常に親和性が高いようである。
最後に…、また保育園虐待事件に戻そう。
この事件の容疑者、3保育士に同情や庇う気は一切なく、口止めさせてた園長も含めて、しっかりと罰を受ければ良いと思う。
だが、彼女らを精神的に追い詰めた職場のストレスやらが、実はあったかも知れない。そういったものから解放し、悩みを聞いたりできる仕組みは絶対に必要である。それが無しに現場で働く人に我慢だけ強いる事は良くない。それを続けると、また類似事件が発生するのは間違いなく、保育園だけでなく介護施設、老人ホーム、病院もそうだ。
