デマにも負けず…天晴ヤマザキパン | 社会毒の変

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社会毒マニアに極めて評判が悪く、嫌われている代表格企業といえばヤマザキパンが有名である。


ヤマザキパンのパンは防腐剤だらけで腐らない

ヤマザキパンの社長は自社のパンを食べない

などと、社会毒連中にボロクソにこき下ろされている企業であり、名誉毀損にならないか❓と思える。


私の知る限り、最も風評被害を受けている企業だろう。


そのヤマザキパンが何と❗️、臭素酸カリウムの使用を再開するということである。

ヤマザキパンが臭素酸カリウムの使用再開するのはなぜ?


理由は「美味しい食感を作るのに、絶大な効果がある」からだという。


臭素酸カリウムは1970年に発がん性が言われ出し、大半の業者が使わなくなった。そして厚生省(現厚生労働省)は1982年、「使用した場合には最終製品に残存してはならない」というルールを設定し、多くの業者が使用を再開する。


厚労省は「使っても、残っていなければよい」としていたが、その後の1992年、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が「小麦粉処理剤としての使用は適切ではない」との見解を示したのを受け、山崎製パンを含む国内メーカーは使用を自粛しましたが、同社は2004年には使用を再開。


残留する添加物を検出する分析方法の精度の問題があったため、このように紆余屈折することになる


日本では2003年から、パンに臭素酸として0.5ppb残っていれば検出できる方法で、残存の有無を確認することになり、こうした高度な検査で検出されなければ、臭素酸カリウムをパン製造に使ってよい、というのが2003年からの日本のルールだった。


・心ない記事、書籍によるデマにも負けず

様々なメディアでヤマザキパンは叩かれ、人体に有害な添加物を使う極悪企業というイメージが定着するのも2000年代以降である。


また、「山崎製パンがカビないのは、臭素酸カリウムという強い添加物を使っているため」というデマも流れたが、臭素酸カリウムはカビとはまったく関係なく、大手メーカーの場合工場内の微生物管理が厳しく、焼いた後に冷やしてすぐに包装するため、カビなどの微生物が混入しにくいからである。


その後ヤマザキパンは、2014年に臭素酸カリウムの使用を中止するが、デマに屈したわけではなかった。臭素酸カリウムの調達が難しくなったからである。


ところが、2020年3月に角食パンに限り、臭素酸カリウムの使用を再開した。

角食パンは、容器にパン生地を入れて蓋をして焼くため、オーブン内で生地の温度がゆっくりと上昇し、その間に臭素酸の分解が促進されて、発がん性も毒性もない臭化物に変わる。こうして美味しいパン🍞が🥐🥖🥪出来上がることになった。


巷に出回る◯◯は危険…❗️という噂は、大半が嘘や誇張であるケースが多い。


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