今回は社会毒や陰謀論とは関係ないが、数日前から温めていたネタについて。
最近Twitter内で南京大虐殺は「あった派」と、「なかった派」がしつこく論争をしていて、私自身は参戦しなかったものの、冷静に見ていた。
どうも20年くらい前から、南京大虐殺は無かった派が大量に出てきて、そんな本を出したりしている。歴史修正主義者という者達である。このようなことを主張する人が増えた⬇︎
・南京大虐殺は嘘
・日本人は人格者ばかり。日本兵は皆良い人だったから、残虐行為は嘘だし、軍隊内の新兵虐めも嘘だ
・日本は侵略戦争…も嘘。米国や戦争屋の罠に嵌められて、嫌々ながら戦争させられた
・以上のことは自虐史観であり、GHQのWGIPによって日本人は洗脳させられた。
やはり、私がブログ内で本当のことを書かないとな❗️と思わざるを得なかった。
私は日本兵による虐殺は、
確かにあったと確信する。
理由は、『元日本兵だった人が、「俺は大陸で中国人を何人も殺した」と残虐行為を暴露していた』からである。非常に悔やみながら話す人もいれば、まるで武勇伝のように自慢気に話す人もいた。
その70代の方は私のFB友であり、最も信頼できる人でもある。彼が小学生だった1950年代後半、父親(?)の仕事の知り合いに元日本兵の人が数人いて、酒の席で過去の日中戦争中の残虐行為を自慢げに話していたという。
またその方は、30代の頃(さっきの話から約20年後)にも元日本兵の人に会っており、彼からも「過去に残虐行為をした」と聞いている。その人の場合は、非常に悔やんでいるようだったという。
まあ、30万人は誇張かもしれないが…数万人でも数百人でも数十人でも、虐殺には変わりない。
藤子不二雄A氏の漫画にも、
それらしき痕跡がある。
・北京ダック式
1970年(昭和45年)4月発表
これも短編漫画、元日本兵の叔父さんとやらが、かつての残虐行為を笑っている。
もちろんこの漫画は完全なフィクションだが、当時は今と違って生き証人が多く安易に嘘が言い出せなかった事に加え、恥じも外聞もなく、過去に行なった残虐行為を話す人間が多かったのだろう。
一応、このシーンは残虐過ぎるのか、単行本ではカットされているらしい。
⬇︎2人の軍人が「どちらが多数殺せるか❓」競い合った。それを面白おかしく伝える、当時の東京日日新聞。向井と野田の2人は、戦後A級戦犯で死刑になった❗️
どうしても「南京大虐殺は嘘」を信じたい方は、
戦中、戦後すぐは南京大虐殺ねつ造説を唱える者は皆無に近く、中には武勇伝のように語る者もいた。数十年後の1970年代後半あたりから、ねつ造説がで始める。
また本当にねつ造なら、戦後すぐ「虐殺は嘘だ❗️」の声が出てくるはずだ。生き証人が亡くなった頃に、南京大虐殺を「無かったことにしたい連中」が必死に情報操作し始めたのだろう。
さて、何故日本兵は大陸で残虐行為をしたのか❓理由のひとつが、軍隊内での新兵虐め、虐待行為だ。この日本軍内での虐待ですら、嘘だと思っている人が多数いるらしい。
私はこの本を紹介する。
「別冊 1億人の昭和史 日本陸軍史」
1979年と40年前に発行され、もう絶版であろう。
⬇︎当時一般の読者から募集した、軍隊内の体験談。吐き気がしそうなくらいに凄惨な体験談が多数掲載されている。これは作り話ではなく、生き証人による生の体験談なのだ。
あまりに酷いので載せるのに躊躇するが、これはほんの一部だ。「死んではならぬ、生きて帰れますように」と書かれているが、これは戦場で死ぬ恐怖ではなく、軍隊内の虐待で死ぬ恐怖を書いているのである。
・日本は米国や戦争屋の罠に嵌められて、嫌々ながら戦争させられた❓
この本には戦前や戦時中の様々な資料が掲載されているが、軍部は嫌々ながら戦わされたわけでなく、「戦争がやりたくてウズウズしていた」のがよくわかる。
⬇︎アジアを白人国家から解放❗️というのも嘘であり、実際には資源掠奪が目的だったことがわかる資料。