「買い負け」という言葉。

今年になってから聞き始めた言葉であり、以前は全く聞かなかった言葉だ。


日本では4月頃から、オレンジ🍊ジュース🥤が店頭から消え始めた。


私の近所のスーパーだが、オレンジジュースは半月ほど前は幸い店頭に並びまだ買えたものの、今週になり品不足になっている。なぜ全国的にオレンジジュースが品薄になっているのか⁉️


原因は2つある。

①輸入元のブラジル🇧🇷での不作。

②急激な円安による買い負け。

深刻なのは②の方だ。


まず①だが、ブラジルは全世界のオレンジのかなりの部分を生産している。そのブラジルが天候不順によりオレンジの大不作となったのだ。


ただし、色々な作物は毎年のように不作になったり、農産物以外でも畜産物も病気の蔓延で生産量が減ったりしている。その度に日本は色々購入し輸入した円は強かったからだ。


だがここに来て異常な円安になってしまい、希望量を買い付け出来ない事態が発生している。


それもまだオレンジジュースに限定しているうちはいい。輸入している他のフルーツや、そのジュースも飲み食いできなくならないか❓


いやそれらはまだ、果物🍇🍋‍🟩🍎やジュースといった嗜好品だからまだ良い。いずれ小麦や大豆や油脂といった主要な食料も輸入出来なくなったら❓ということも考えられないか❓


そうなってしまうと、パン🍞やら麺類🍜、味噌や醤油や食用油、ドレッシングやらも店頭から消えてしまうだろう。


実際に肉類、特に牛肉と豚肉は輸入品は価格が高騰し、国産品まで高騰した。飼料など餌は輸入に頼っており、更に国産品の需要が増したからだ。全く同じ理由で価格の安い鶏肉(国産機も輸入品共に)までもが高騰している。


一番怖いのは、単なる値上がりだけでなく、店頭から食料が次々と消えることにある。これは歴史上ハイパーインフレが起きた国に発生した現象だ。ハイパーインフレは既に始まっている。


⬇︎80年周期説の法則通り、敗戦後はハイパーインフレになり、一定期間かなり厳しい状況になる。だが新政権に変わったり社会的大変動のあと、再び復活するだろう。


これまでにない言葉が❗️

あの政府寄り大本営発表の日経新聞ですら、こんな言葉がでるようになった。

「日本国債の暴落」

「日銀の大幅債務超過」

「黒田日銀は通貨の信認を低下させた」

「円は売るしかない」

アベノミクス下でずっと黙り込んでいた人が声を上げ始めた。


20年前から日本の財政危機を警告し、アベノミクス大反対を唱えていた藤巻健史氏は以前は孤立してボロクソに叩かれていたが、最近では彼に賛同する人が増え、藤巻氏の予言というか主張通りの展開になっている。


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