とあるYouTubeチャンネルを最近見た。


どうも、米国在住であちこちの街を訪れ、紹介するチャンネルだった。以下のように色々な街があった。


・全米一、治安の悪い町

・最も人種差別のひどい町

・最も肥満率の高い町

など色々だが、本当かどうか❓は不明だが、テキサス州がやたらと多かった。


その中で非常に興味深いのが全米で最貧つまり、一番貧しい町の特集だった。米国🇺🇸はインフレが酷く物価は非常に高いが、平均所得やGDPも非常に高い。


カリフォルニア州のある町(多分シリコンバレーの近く)では、平均年収11万ドル、ニューヨーク市では9万ドル、ロサンゼルス市では8万ドルと、非常に高い平均年収である。


そんな中で全米最貧の町は、テキサス州のメキシコ国境近くにあるとある小さな町だった。もちろん、同じテキサス州でもダラスやヒューストンといった大都市なら、それなりに高収入な筈だが、その貧しい町は見た感じ寂れており住む人も何だか元気なく、一体どうやって暮らしているのだろう❓と思った。


この町は人口が数千人しかおらず、平均年収が3万ドルしかなく、しかも少し前の平均年収はたったの15,000ドルといつ有り様だったらしい。


ところが、私はショッキングな事実に気づいた。

全米最貧の町の平均年収は3万ドルということだが、これを日本円に換算したら⁉️


現在のレートで約462万円/1年である❗️これって日本の平均年収じゃないか❓と。


実際に2022年の日本の平均年収は458万円で、この町より低いのである。一応、一昨年は今ほど円安ではなく、当時の1ドル135円で計算した場合、406万円になる。


⬇︎こちらは47都道府県別の平均年収。

一昨年並みのレートなら、41位に佐賀県と同じくらいになるが、現在のレート計算で年収462万円なら、14位の静岡県か15位の栃木県並みの年収である。これはかなりショッキングなデータだ。


過去30年以上、各国のドル建て平均年収の推移

緑色が日本だが、1990年代の日本は世界でもトップクラスだったのがわかる。バブル崩壊後でもそうだった。21世紀になってから凋落が始まっているが、それでも2010年くらいまでは、まだトップクラスにいたのだ。


やはり凋落が本格化するのは、アベノミクス開始以降である。アベノミクスは国民を貧しくした挙句、株価と企業を伸ばした政策だったのが一目瞭然。


アベノミクスが如何に売国的政策だったか❓理解するのに十分である。


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