27日水曜日の14時〜15時。


【要人発言】

🇯🇵神田財務官

「外国為替に関する声明、出す予定ない」

「日銀・財務省・金融庁の三者会合、開催する必要ない」


こんな発言をしていた。これは明らかに敗北宣言と取られてもおかしくない。だが、わずか数時間後の18時、いきなり三者会談(政府、財務省、日銀)を実施した。



それを受けてドル円は数十pips円高ドル安に動いた。

元々会談する気ならこんな発言は不用であり、投機筋から更に舐められるか、不信感を持たれるだけだ。


財務省の神田真人財務官によると、「最近の円安の進展はファンダメンタルズに沿ったものとは到底言えず、背景に投機的な動きがあることは明らかだ」とした上で、「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切な対応を取る」と会合後、記者団に語った。為替介入の可能性について問われると、「文字通りあらゆる手段を排除しない」と述べたらしい。


全くおかしな発言である。

円安こそファンダメンタルに沿った動きであり、露骨な為替介入こそ「行き過ぎた動き」「ファンダメンタルに反した動き」になる。


もはや口先でしか出来ないようである。この三者会談も、最初はやらない言っておいて抜き打ち的にやれば、市場に圧力をかけられると思ったに違いない。


だがこの日、急激な円高と言っても151.01までしか下がらなかった。以前なら148〜149円まで下げそうだが、その勢いが全くなく、151.30〜40辺りに数時間で戻している。しかもドル買い圧力はあまりなく、かなり強い円売り圧力が原因だ。


もはや介入が効き目ないと言うことである。

神田財務官は内心この先どうなるか❓わかっている筈だ。


連中は「為替の歯止めの防衛線は決めてない」と言ってるが見え透いた嘘であり、明らかに152円に設定している。


あらゆる手段を…と言うのは本音だろうが、もう一つの本音があって「介入が失敗したらどうしよう」という恐怖心があるのもわかる。エリート最大の弱点は失敗を異常に恐れることにある。


しかも日に日に、

失敗する可能性が高まっている。


今回の152円は、以前の125円の黒田ラインに似ている。ここを抜かれると今まで抵抗線だったのがあっという間に支持線に変わり、円安は新たな段階へ。それは日本円暴落の本格化と、現体制の崩壊という新たな段階に突入する❗️



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