昨日、1ドルが149円台に乗せた。


アベノミクスというのは、元々が土壌から腐っており、そのツケが昨今のインフレと円安という形で出ている。戦後日本で、インフレと円安の同時進行は殆ど例がない。

深夜になって鈴木財務相の牽制発言(口先介入)があったため、一時148.70台まで円高になったものの、今朝は再び149円に戻している。


年初の頃、藤巻健史先生の場所にも出入りしてた方が、「今年は昨年のように、150円はいかないと思う」と発言していた。無理もない、その時点では130円割れ、その後もなかなか135円回復しなかったから。


だがドル円 はもう149.10台であと90pipsだ。昨年最高値151.95も更新すると思う。


「為替介入がある❗️」とあちこちで騒がれているが、私は財務省側は為替介入は怖くて出来ないのでは❓、の可能性もあると思っている。


昨年秋以降の円高局面で、

・やはり為替介入は強く効いた。

・藤巻氏の主張は間違ってたのでは❓

と考えた人も多かっただろう。


というのも、「アベノミクスは何を殺したか❓」という著書内では「藤巻氏の主張は杞憂だったのか❓否である。財務省内部からの証言では、昨年の投機筋との戦いは圧勝ではなく、辛勝だったと。それも薄皮氷一枚くらいのものだったらしい」と書かれている。


⬇︎「アベノミクスは何を殺したか?」より。


つまり、再び昨年のような戦いが繰り広げた場合、勝てる自信がない…、だから怖いのでは❓と考える。


⬇︎ドル円超長期チャート。

昨年最高値の152円手前を越した場合、33年前の160円がターゲットになり、それをも越した場合、200円まで空白地帯になる。一気に超円安になる流れだ。


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